今年新しく認可されたニキビ用塗り薬です。
昨年はベピオゲルが認可されて処方されるようになり、結構なブームになっておりましたよね。
ベピオゲルはオオサカ堂で買えるベンザックジェルと同じく、過酸化ベンゾイルの作用でニキビ治療をするものです。
ま~日本では低濃度2.5%が標準となっておりますが、海外では5%と7.5%も出回っています。
高濃度品はオオサカ堂で買えますが、作用がきついので気を付けてくださいね。
今回ご紹介するのは、
なんと日本でしか買えない!!!という、ゼビアックスローション(成分名:オゼノキサシン)。
2016年1月に発売されたニキビや皮膚の感染症に対する薬(塗り薬)で、
皮膚科などのクリニックで医師から処方してもらう処方薬です。
ゼビアックスローションの成分であるオゼノキサシンは抗菌剤であり、
従来ニキビの治療に使用されていた塗り薬のアクアチムと同じ系統、ダラシンTとも近い系統と言えます。
ニキビに対する効果、副作用などについて、
同成分を有効成分としているアクアチムやダラシンTとも比較しながら確認していきたいと思います。
ゼビアックスローションの最も大きな特徴として挙げられるは1日1回の使用で効果が認められている点です(アクアチムとダラシンTはいずれも1日2回)。
回数が少なくて良いということは、作用が強いということです。
実際塗るとヒリヒリしてくるそうです。
「きいてる!!!」て感じがするとも言い換えられますけど。
詳しく…
まずニキビの原因菌として多いのがアクネ菌であり、ゼビアックスはこのアクネ菌に対して適応を持っています。
ニキビに使う際は必ず洗顔後に使用することになっているので、夜寝る前の風呂上りがよさそうですね。
ゼビアックスが1日1回で効果がある根拠は
実際の患者さんを対象とした臨床試験(治験)で確認されています。
ゼビアックスローションを1日2回使用した患者さんと
ゼビアックスローションを1日1回使用さ患者さんのニキビに対する効果を確認した結果、
1日1回の使用でも1日2回した患者さんと比べ、効果の差はないことがわかっています。
ただ、結論から先に言いますが、アクネ菌に対する作用は単体で比較すると
他のアクアチム・ダラシンより強いのですが…
1日単位で言うと、結局1回塗るか2回塗るかの話なので効果は同じってゆー
ニキビへの効果となると、結局そんなに変わらないみたいです。
しかし、強い効果を求めるあまり、自己判断で1日複数回使用しても効果は変わらず、
副作用がでやすくなってしまうだけという可能性もありますので、必ず用法用量を守るようにしましょう。
といっても、普通に使用してる分には皮がめくれたり赤くなったりという副作用は特に内容です。
塗布回数が減るニキビ薬ってことでまとめとします。
ほなほな