ハイドロキノンとは

さて、『トレチノイン&ハイドロキノン療法』について書いております。

前回『トレチノインとは』について書きました。

今回は相方のハイドロキノンについて。

◆ハイドロキノン◆

ハイドロキノンとは、海外で昔からシミやシワ、ニキビの治療薬として
医療機関で広く使用されている美白成分のこと。

ハイドロキノンには、メラニン色素を生成する酵素『チロシナーゼ』の働きを抑制し、
さらにメラニン色素を造る細胞である『メラノサイト』の数を減少させる働きがあります。

その高い美白効果は、別名「お肌の漂白剤」とも呼ばれるほどです。

日本で代表的な美白成分と言えばビタミンCやプラセンタ、アルブチンなどが思い浮かびますが、
ハイドロキノンの美白効果はそれらの約100倍!とも言われています。

日本では2002年、薬事法の改正によりハイドロキノンを化粧品に配合することが出来るようになりました。
そのためハイドロキノンを配合し、シミケアに特化した化粧品が以前よりも身近なものになりつつあります。

しかし、これまた有効濃度4%以上であるにも関わらず、薬事法によって市販品は濃度4%以下
の制限があります。

これもつまり市販品で効果の高いものがほぼないということです。

ジーザス!!!!

ゆえに個人輸入。だからこそのオオサカ堂

ただ、ハイドロキノンもその強い美白効果の反面、お肌への刺激も強め。
使用方法や使用頻度には規制があり、正しく使わないと炎症や赤みが出たり、
白くなりすぎて白斑と呼ばれる白いシミができるという副作用もあります。

これも使用に関しては自己責任が問われますので気を付けて下さいね。

◆使用上の注意◆

1)紫外線予防

ハイドロキノンは紫外線に弱いです。
光毒性があって、ハイドロキノンをつけたまま紫外線を浴びてしまうと
余計にシミが出来やすくなります。

また、紫外線があたると赤みやヒリヒリもでます。

紫外線対策は念入りに!

ハイドロキノン配合の化粧品を使用した時は、
必ず日焼け止めを塗って紫外線対策を。(SPF30 PA+++以上推奨)
外出する時は日傘や帽子などでも、できるかぎり日焼け対策をしてください。

できることなら、朝の塗布は控え、夜のみの使用がおすすめです。

2)酸化防止

酸化で品質劣化してしまいます。
冷蔵庫に保管し、早目に使いきる!!
開封した商品は、冷蔵庫に保管。
なるべく早く使いきるようにしましょう。

3)長期連続使用しない

3ヶ月以上の連続使用はやめましょう。
皮膚刺激の強い成分ですので、3ヶ月使用したら1~2か月は休んであげましょう。

最終的にお肌にとって良くなるよう試用期間は欲を出し過ぎず3ヶ月以内!!
何か異常があればすぐやめましょう。

という感じです。

ほなほな

(BIHAKUEN)ハイドロキノン4%20g1本とトレチノイン0.05%20g1本

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