【必読!!】冬場に効かない保湿成分達…~ラベルの成分表を見よう!!~

この記事めっちゃ書きたくて!!
早くかきたいとおもっていたのに遅くなってしまった!!

もう12月でガンガン乾燥してますね。

皮(表皮角質層)…ペリペリめくれてませんか??
大丈夫??(゜_゜>)??

さて、大半の方が『冬は保湿!!』と思っているかと思います。

ええ、確かに夏に比べたら湿度は雲泥の差で非常に乾燥しております。

なので、オフィスや外出時でも化粧水をハンディミストで持ち歩いたり、
コットンパックやいつも以上に化粧水バシャバシャいってます!!って人は多いと思います。

間違いじゃない。

ある種間違っていない。

保湿はもちろん大事。



なんと、冬場のように湿度の低い乾燥した空気においては、
逆に水分を蒸発させてしまう保湿成分があるのです…

しかもそれってみんなが良く使っている化粧水に必ずと言っていいほど入っている成分がほとんど。



配合されている保湿剤を選んでスキンケアしないと、
保湿してるのにますます乾燥するという事件が起きます。

ぎゃーーーーーーーーー!!!!!






湿度が低い環境下で保湿性が下がる成分ご紹介。
また、湿度依存性のない恒常的に保湿性のある成分もご紹介。

前者だけでなく後者も配合されているスキンケア用品を選ぶことが大事な訳です。

さーいってみよー!!!!

◆湿度依存性の高い保湿剤◆

グリセリン(CH2OH・CHOH・CH2OH 表示名称:グリセリン)

ほかの多価アルコールよりもまわりの湿度に影響されやすい。
空気が乾く冬には水分を引きよせる力が極端に落ちて保湿剤の役目を果たせないこともある。

ソルビトール(CH2OH(CHOH)4CH2OH 表示名称:ソルビトール)
ブドウ糖またはショ糖を還元して作られる、白色無臭の6価アルコール。リンゴやモモ、
ナナカマドの果汁など植物中にも広く存在します。
化粧品原料としては主に70%水溶液が保湿剤として利用されています。
が、湿度依存性あり。

◆湿度依存性のない保湿剤◆
TOP OF ブレない保湿剤コチラ笑↓↓

ヒアルロン酸ナトリウム(表示名称:ヒアルロン酸Na
ヒトの真皮にも存在するグリコサミノグリカンのひとつ、ヒアルロン酸にナトリウムが結合したもの。
乳動物の皮膚や大動脈などに多く含まれます。
ほかの保湿剤はまわりの湿度が下がると吸湿性も下がりますが、
ヒアルロン酸ナトリウムはそのようなことがなく、常に優れた吸湿性を保ちます。

以下は湿度依存性がほぼないもの↓↓

ブチレングリコール(CH3CH(OH)CH2CH2OH 表示名称:BG
グリセリンに次いでよく使われる保湿剤。グリセリンよりもサラッとしていて吸湿性がゆるやか。
皮膚への刺激や毒性が少なく、使いやすい保湿剤。
グリセリンと比べて、まわりの湿度に吸湿能力が左右されにくいのも大きな特徴です。

マルチトール(C12H24O11 表示名称:マルチトール)
マルトース(麦芽糖)を還元して作る糖アルコールの一種。
マルチットとも呼ばれ、加工食品やダイエット甘味料などにも利用されます。
マルトースと違って微生物の影響を受けず、耐熱・耐酸性にも優れ、製品が変色する一因であるアミノカルボニル反応も起きません。グリセリンやソルビトールと比べ、まわりの湿度にあまり影響されない点も保湿剤として優れています。

乳酸ナトリウム(CH2(OH)CHCOONa 表示名称:乳酸Na
ピロリドンカルボン酸と同じく、角質層のNMF中に存在する重要な天然の保湿剤です。
化粧品原料としては、50~80%の水溶液がよく使われます。一般の多価アルコールに比べて吸湿性が高いのが特徴。

トリメチルグリシン(C5H11NO2 表示名称:ベタイン
砂糖大根(テンサイ)に含まれるグリシンという成分にメチル基(CH3)を3個結合させて作る保湿剤。
生き物の体の中に広く分布し、優れた保湿性があります。
皮膚への刺激はなく、皮膚や毛髪をうるおして柔らかくする作用があります。
とにかく吸湿性が高いのが特徴で、空気中に出した瞬間から湿気を吸います。

全部書いたらキリないですが、メジャーどころはこんなもんでしょう。
今や保湿剤は数種ブレンドが多いので心配ないと思いますが、
手作り化粧水派の方は気を付けて!

ちなみに、私が推奨している美肌水は、グリセリンに加えて尿素が配合なので大丈夫です。

ほなほな