ニキビ・ニキビ跡・シワ。シミに超超超有効と言われております治療…
『東大式トレチノイン&ハイドロキノン療法』ですが、
さ~簡単にですが、疑問に思うことに一問一答してくれているサイトご紹介です。
ちなみに皮膚科での治療金額も参考に載せてますのでどうぞ(゜_゜>)
私の書き足しもしております♪
★参考URL:鈴木クリニック⇒http://suzukiclinic.jp/torechi.html
●トレチノインってなに?
ビタミンA(レチノール)の誘導体です。(誘導体=安定性をよくしたもの)
もともと血液中にごく微量流れているものなので、アレルギー反応を起こすということがありません。
・皮膚の角質をはがす
・表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、皮膚の再生を促す。
その際、表皮の深い層にあるメラニン色素を外に押し出してしまう
・皮脂の分泌を抑える
・コラーゲンの分泌を高め、皮膚の張り、小じわの改善をもたらす
・表皮内の粘液性物質の分泌を高め、皮膚をみずみずしくする
などの効果があります。
化粧品として販売されているものにも、
レチノール配合のものがありますが、当院で使っているトレチノインの100分の1程度の生理作用しかありません。
市販品ってやっぱ意味ないよね…(-“-)
●ハイドロキノンってなに?
しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。
しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、
ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。
ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。
市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。
ほら…やはり…
美白成分と言われていますコウジ酸なども、
ハイドロキノンに比べたら効果1/100だってさ!!
(BIHAKUEN)ハイドロキノン4%20g1本とトレチノイン0.05%20g1本
●ビタミンCローションは絶対必要ですか?
普通の化粧水じゃだめ?
必須なものではありませんが、トレチノイン、
ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。
ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、
アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、
ビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。
統合的な治療をお奨めいたします。
●肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりするのですか?
トレチノインは、強力な作用のある薬剤のため、使用すると反応性の皮膚炎が起こります。
皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、
これは、薬かぶれなどのアレルギー反応ではなく、
むしろこうした反応が出ていれば、トレチノインの効果が出ていると考えられます。適度な範囲であればまったく心配ありません。
皮は無理にむかずに自然にはがれるのを待ってください。
治療を開始して1週間たってもまったく赤くならない場合は、
薬の成分が作用していない可能性があります。その際は濃度UPを行って下さい。
肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、
ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。
刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。
痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は
、トレチノインを中止し。ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です。
ハイドロキノンだけでも結構しみて大変!!って人はいったん両方お休みした方がいいです。
●どんなしみにも効くのですか?
しみの種類によって、有効なものとあまり有効でないものがあります。
【有効なもの】
・老人性色素斑・・30歳代以降、出現してくる、比較的濃い茶色の輪郭のはっきりしたしみ。最もよく見られるしみです。
・炎症性色素沈着・・傷、やけどなどの炎症のあとにできるしみ。
【有効だが時間がかかるもの】
・そばかす、茶色いほくろ
・扁平母斑・・生まれつき、もしくは思春期に発生するしみ。薄い茶色から、かなり濃い色のものまであり、黒い毛を伴なうものもある。
【取れないもの】
・黒いほくろ、生まれつき存在する黒色のあざ
・老人性ゆうぜい・・加齢に伴い現れるいぼ。茶色からこげ茶色をしており、盛り上がっている。
・手のしみにも、トレチノイン治療は行えますが、顔と比べて皮膚の再生が遅く、
また皮膚の性質としてトレチノインに対する反応が鈍い上、
家事などで薬の成分が奪われやすいため、難しく時間がかかります。
●しわにも効くのですか?
トレチノインは、コラーゲン増生を促す数少ない薬ですので、しわにも効果が期待できます。
目じりなどの深いしわの場合は、少なくとも3ヶ月は使用する必要があります。
また、使用開始すぐは、皮剥けがひどくなることがありますので、プロペトなどの保湿剤による十分な保湿が必要です。
●ニキビにも効くのですか?
ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口に角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。
トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。
にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。
●治療中のスキンケアはどうするの?
トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。
そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。
刺激の少ない、紫外線吸収剤が入っていないタイプのサンスクリーンを使ってください。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。
乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。
保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。
私的には「スクワラン+ビタミンC化粧水」このセットを朝は3セットくらいして保湿がオススメです(^ム^)
皮膚が乾燥するとバリア機能が弱くなるので、紫外線・雑菌にもとってもとっても弱くなります。
結果的にシミや出来物も出来やすくなるので保湿命でお願いします!!
●治療期間はどのくらいですか?
ずっと続けてやらなくてはいけないの?
個人差がありますので、反応を見ながらの治療になります。
早い方だと、1ヶ月で効果が出るので、それ以降はご本人のご希望と状態から治療期間をお決め頂くことになります。
ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなりますので、
効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返すことになります。
●妊娠中に使用して大丈夫ですか?
トレチノインは、動物実験では大量投与によって奇形を生ずることが知られています。
ヒトでは、トレチノイン外用との因果関係が明らかな奇形発生はこれまでありません。
しかし、トレチノイン治療中は避妊を行うようにし、妊娠をご希望の方はトレチノイン治療はおやめください。
ハイドロキノンは、妊娠中に使用しても問題ありません。
●トレチノインやハイドロキノンの保存方法は?
必ず冷蔵庫で保存してください。特にトレチノインは分解が早いので、1ヶ月ごとに新しいものをお求め下さい。
酸化も早いので蓋はきっちりしめましょう!!
(参) 費用は?(税込みの料金となっております)
初診料 3,150円
再診料 1,680円
トレチノイン0.05%(10g) 8,400円
トレチノイン0.1%(10g) 8,400円
トレチノイン0.4%(10g) 9,450円
ハイドロキノン(10g) 6,300円
活性型ビタミンCローション(10%)50ml 5,250円
ヒルドイドローション(保湿乳液)25g 950円
高…
という感じです。
個人輸入したら半額以下ですが、
その代り自己責任なので不安な方はお医者様へ!!
ほなほな