さて、『トレチノイン&ハイドロキノン』療法ってのがあるのは知ってるけど…
それ何?どんなん?
的な感じと思いますのでまずは、
『トレチノイン』や『ハイドロキノン』についてもこのカテゴリでは書いていきたいと思います。
トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、
生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものであります。
このトレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、
抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではしわ・にきびの治療医薬品として、
FDAに認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。
日本では認可されていませんが、美容皮膚科等で入手可能です。
でででで!!!!ここ重要↓↓
(注)現在、多くの化粧品会社からしわに効果があるとしてレチノールやレチニールエステル配合のクリームが1-2万円程度で市販されておりますが、レチノールやレチニールエステルは外用ではレチノイン酸の約100分の1の生理作用しかないため、実際には臨床効果がなく、単なる保湿クリームという位置付けになります。
ドクターズコスメ的なものならまだしも…
ただのブランドコスメやドラッグストアコスメの
疑問しかない…
だからもう輸入するか、化粧水・美容液は自分で作ってるんだけどさ基本。
皆様も気を付けましょう!!日本の薬事法(今は薬機法)はなかなか厳しく市販品には制限があるのです。
さて…話を戻してトレチノイン!!ビタミンA誘導体について…
トレチノイン(レチノイン酸)の皮膚に対する作用には以下のようなものがあります。
・表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、皮膚の再生を促します。
(約2週間で表皮が置き換えられます。)
→正常なターンオーバーの倍以上の速さ。
・皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑えます。
・真皮でもコラーゲンの分泌を高め、長期的には、皮膚の張り、
小じわの改善をもたらします。
・表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、
皮膚をみずみずしくします。
なんか、夢のような成分!!って感じですが、トレチノインの正常な反応として
『赤み&かゆみ&皮剥け』
があります。
基本、トレチノイン(レチノイン酸)外用によるしみやニキビ跡の治療は、
原則的に自分でクリームを塗布するという方式を美容外科でも取っています。
つまり、最終的には自己責任ってことです。
この治療方法、成分についてよく理解する重要です。
というわけで、あまり知識なく実行しないように気を付けましょう!!
このブログが役に立てばと思いながら下記進めていきます。
ほなほな